娘が成人式を迎えるにあたり

「タンスのこやし」となってる私の成人式の振袖が日の目を見るかも!?
最近の成人式の振袖は 6割がレンタルだそうです。数十年前の私たちの頃はほとんどが購入でした。
今は呉服店によって「ママ振りコーデ」を扱っているところもあります。私の振袖を娘に着てほしい。との思いから我が家では「ママ振りコーデ」を体験しました。残念ながら娘には色・柄が似合わず、結果としてあきらめて振袖を購入したので「ママ振り」は実現しませんでした。
お家にお母さんの振袖があるならば、「ママ振り」を検討してみてはいかがでしょうか?
振袖は、購入? レンタル? それともママ振り?

せっかく振袖が家にあるんだから 購入やレンタルよりも安価にすませられるかも?
そんな下心(笑)もありつつ、「ママ振りプラン」もある呉服屋さんに成人式の振袖を見に行ってきました。もちろん数十年前の成人式で着た私の振袖を持って。
ママ振りへの手順
汚れ具合、シミの程度
色褪せ
採寸(サイズ合わせ)
汚れ、シミ抜き
長年タンスにしまったままなので、クリーニングは必須です。
汚れやシミがひどい状態ですとシミ抜きを行う事になるので、クリーニング料金が高額になることもあるようです。
色褪せ
数十年経過しているので色落ちしている場合は染替えという方法があります。柄を残して地色だけ変える事ができます。その分費用はかかりますが。
寸法(サイズ合わせ)
お母さんと娘さんとで身長、体格が大きく違うと 仕立て直す事が必要になります。
- ゆき(手の長さ)
- 袖丈(袖のたての長さ)
- 身丈(身長の長さ)
- 身幅(よこはば)
リメイクの費用 10万~

仕立て直し
ほどいて反物に戻し仕立て直す場合は 8万ほどかかる場合があります。
身丈・身幅のみ直すという店舗の場合 2万~
クリーニング
- 振袖 1~2万円
- 簡単な染み抜き 5000円~
- 長襦袢 5000円~
- 帯 6500円~
※料金は一例。店舗によって料金に差があります。
小物アレンジ
- 帯締め
- 帯揚げ
- 半襟
- 刺繍襟
- 草履セット など
✔ 現代風に変えるのがおすすめ。3~8万程度
「ママ振り」の良い点、悪い点

成人式の費用を抑えられる
今の着物よりも品質が良い場合がある
古典柄が古めかしいなら、帯やヘアメイクまた小物合わせなどで 今風に変われる
お友達と柄がかぶらない(絶対ではないけど確率は大きい)
染み抜き サイズ直し 汚れが大幅になると高額になる
お母さんより身長が5cm以上高かったり、体格が大きく違うと手直しもむずかしい
そもそも本人が希望しない場合
「ママ振りコーデ」を行っている呉服屋さんで、実際に私の振袖を 娘に羽織らせてもらいました。
私は155cm、娘は160cm。体格はあまり変わらないので、おそらく直しは必要なかったです。
袖ゆきは若干危うい程度。しかし実際に羽織らせてみると、娘には地味・・・
本音を聞くと、赤か緑が希望の娘。断念です💦

残念。実際に羽織らせて、似合わないことを確認し、スマホで写真には収めたので、母としては納得の断念です

悪い点にも触れましたが、リメイクによっては高額になるので「ママ振り」=「安価」とはいかない事に驚きです!!
まとめ
- 成人式の振袖には 購入、レンタル、ママ振りがある
- ママ振りとは、お母さんが成人式で着た振袖を娘さんが再び着る事
- 汚れ、色褪せ、サイズ直しの程度によっては費用が大きくなる場合がある
- お友達と柄などがかぶりにくい
- 保存状態が良ければ購入やレンタルよりも費用がおさえられる
- 親子で同じ着物を着て思い出作りが出来る
娘の成人式が近づくと、「私の振袖が日の目をみるかも!!」と実のところワクワクしていました。
残念ながら娘には私の振袖を着てもらうことは出来なかったけれど、呉服屋さんで羽織った娘を見ただけでも嬉しかったのです。

ママ(お母さん)の振袖を着せてみたいなぁ~と少しでも気になる方はぜひ「ママ振り」に挑戦してみてください。
「ママ振りコーデ」も頭の隅にあったせいでのんびりし過ぎて、成人式まで半年しかないギリギリな時期に振袖を決めに行った記事も書いてます。
参照記事はこちら:
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